スタッフの慰安旅行

2009年3月


春分の日、3/20 を利用して一泊で
" 飛騨牛を食すゆったり下呂温泉2日間 " に行ってきました。
旅行代は並みですのに、新幹線グリーン車、飛騨牛、下呂温泉、白川郷などの内容に
みんなの気持ちもウキウキ。


3/19(木) 新大阪で集合したとき、40人余りの参加と聞いて、"ウェ〜"と思った。
3時ごろ、下呂温泉ホテル "くさかべ アルメリア"に到着。
温泉街はさびれていると聞いていたのに、このホテルだけは、何故か、輝いている。
高い位置にありながら、さらに建物も高く、又、横にも広がっている。
いつもの事ながら、道しるべを見るごとく、館内のサインに沿って動いた。
夕食も多分、大広間と思いきや、和風料亭で6人用の個室。
大きな一面の窓ガラスから、山に囲まれた下呂の温泉街がず〜っと見渡せた。
メインの飛騨牛を炭火で焼きながら、先に焼けた人が口に入れたとたん
" うぁ〜、おいし〜い!!" と。
それを聞いたみんなが、又、一斉に口に入れて、おいしい、おいしいの連発。
突き出し、お造りもグッドなら、最後の土鍋で炊いた魚沼こしひかりのおいしかった事!
特に香りは我が家のを抜いていた。  どっしりしたお腹に、さらに、お変わりしたぐらい。


春を先取りしたピンクのごま豆腐
たけのこ、桜型の生麩
団体旅行にもかかわらず
今、作りたてと思われるお造り
これだけ脂がさしているのに
あぶらっぽさを感じない
網の上でうまみだけを残す


皆、苦しいほど食べて出てきたところ、廊下に" ニューハーフショー "の張り紙。
誰も見たことないし、一度見たいと。
昔、フランスでムーランルージュとよく似た、リドショウを見たことがある。(これは女性のレヴュー)
今日のは、規模が全く小さく、10人前後の全員がニューハーフというところが違う。
しなやかな動き、女?らしい体の線は見ていて、とても美しい。
途中で、お腹丸出しで、特殊メークの太っちょおじさんが出てきたときには
笑いが爆発して、一段とショーを盛り上げた。


ここのスタッフの4割ぐらいがベトナム、タイ、南米などの海外の人達と聞いたけれど
裏の仕事をしているのか、全然、気づかなかった。
又、その分を表側にまわせるし、お客のサービスにもつながる。

世界遺産に指定されたあと、今も住んでいる。、西日に屋根の雪が溶けるように、同じ向きに建てられている。
昭和49年の屋根の葺き替え。片面で1000万円以上
かかり、30年に1回葺き替えが必要と聞く
屋根の縫い針 70cm〜80cmの欅(けやき)
生活用具が4〜5階建ての上部に展示してあった
お酒の仕込み樽、養蚕の棚もあった
真ん中の"にのも"は荷を担ぐときの肩の保護用
高山の景観保存地区 この通りだけが人であふれていた。 "さるぼぼ"の"ぼぼ"は赤ちゃんの意味。
各家庭の雨にかからぬところにぶら下げて
家内安全を願う
何軒もお店に寄っていて、高山祭屋台会館に行き着いたときは時間不足。会館前の写真を撮ったあと、すぐバス停へ。


3/20(金) ホテル9時 出発 バスで世界遺産白川郷合掌集落を目ざす。
白川郷で1時間、又、バスに乗り、飛騨高山へ。 ここも2時間の自由散策。
古い町並みを歩きすすむと、本当に京都に来たような錯覚を覚える。
" 小京都 " と呼ばれるゆえんである。
JR高山 16:43 発〜JR名古屋 17:47 発〜JR新大阪 20:53 着で帰ってきました。
新大阪着が遅いので、高山駅で駅弁を買い、車中で食べる事に。
大阪式の駅弁を思い、うんざりしていたら、この飛騨牛しぐれ弁当は、なかなかのものであった。
底のひもを引っ張るとシューッと蒸気の音がし、しばらくして
それは、あつあつの牛丼のようなおいしさになった。
皆でさよならするとき、一人のスタッフが、" 今回はすべてがパーフェクトでしたね。"
と、いうのを聞き、こちらも二重に満たされた思いで帰ってきました。