年末と年始

2005年12月〜2006年1月

鬼の霍乱もどこへやら

数年前以前は風邪など引いたことがなく、どんなにインフルエンザが
蔓延してもかからなかったのに、ここ数年、毎年風邪を引きます。
12月中頃に引いた風邪が気管支炎になり、年末までかかりました。
咳は出るし、体がだるくて、座っておれません。
それでも、時々、体を休めながら、クリスマスの飾り付けをし又、片づけ、
      年末には鏡餅を飾り、しめ縄をかけ、届いた料理屋のおせちの重箱に、
ほっとしたものです。それでも、咳は続く。
" うちの薬は効かないんじゃない? "とうそぶくと、
" 体を休めないから " ともっとも基本的な養生を言われました。
それに年齢的なこともあるかもわかりませんネ?


新年 2006年

母のこともあって、今年はどこにも行かず、三が日を家で過ごしました。
テレビのニューイヤーコンサートをくつろいだ我が家でライブで
見ることが出来るなんて、至福の至り。
会場は3年ぐらい前に行ったウィーンの楽友協会でしたが、テレビで見ると
会場が真新しく塗り替えられ、黄、赤、白の花々がステージの前や後に
所狭しと飾られていました。
" あの前から5番目の一番右にいましたよネ。 " となつかしく
あの場にいたのが、ついこの間のような気がします。


家にはDVDのオペラ全集が50〜60巻ぐらいあって、なかなか見る機会がなく
このお正月を利用して、 "椿姫 " を見ました。
最近のオペラ衣裳が現代風であるのと違い、
その時代のままのドレス、大道具という演出がとてもよく、
椿姫を演じたアンジェラ・ゲオルギューの美貌と美声もさることながら
そのすばらしい演技力に、思わず、涙を落としました。
知人から売り出し中のすごい歌手がいると聞いていたその人だったのです。

三が日のあとは、地獄の保険請求が待っていました。
やっと十日に出した後、
年末から持ち越していた諸々のこと(主に体を使うこと)を
一度にやりすぎ、いつもの腰痛でダウン。
 貼り薬を貼っても、痛み止めを飲んでも効きません。
結局、絶対安静にと言われて、ダウンして二日目、ちょっと、調子が戻り
このページを書きました。
今年は身の程を知り、身の丈に合わせて、何事もやろうと思っています。

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